ネットでこの募集をみて、すぐに応募を決意。
書類とビデオ審査があるというので、早速新宿にある居酒屋三平でライブ収録をした。
一般のお客様相手にマジックを披露。続いて一緒に飲んでいたマジック仲間にもお客役になってもらい収録。
大澤マネージャーにDVD編集をしていただき、事務局に送付したのが3/13.
そして3/17にはビデオ審査通過を確認。3/22の予選出場となった。
応募者殺到だったらしいが、この予選に残ったのはたったの25名。そのメンバーで本日予選開催となった。 会場は竹芝にあるとあるスタジオ。朝10時という早い時間に集合だ。
会場につくと「超魔術世界一決定戦、アジア予選」と書いてある。
そして知った顔が何人もいる。皆、名だたるプロの方々。
この番組に出なくても、普通に充分テレビ出演経験のある方ばかりだ。
一人3分以内で演技をして、審査員5人の全員が合格の札をあげた人だけ残り、そうでない人はその場で解散となるサバイバル。
予選なのに、なぜか審査員が有名芸能人たち。
カメラの撮影もあるという。固定カメラが4台。ハンディ2台。これは本格的だ。
これは予選といいながら、既に本番用の収録もかねているのかもしれない。そう思うと余計緊張してくる。
私が演じたのは、画鋲カード！
古いマジックの書物に原案が解説してあるそうだが、千葉のマジック教室の先生が考案・改案されたものをさらに、私が一工夫。どこでも演じるように改良した。
今回は演じないが、ステージ用にジャンボカードで演じるルーティンも考え、KING ＆ QUEENでは披露したこともある。
まさに今回の趣旨にピッタシの一撃必殺の超魔術。
「ありえないトランプの瞬間移動」 なのだ。
控え室は結構狭い。そして勿論有名なプロの方等が席を使う。私はイス無しで隅で待機（笑）
マイミクのマジシャン仲間と楽しく談笑。
何故かスタッフにRYOTAさんが居る。駆け出しのADのような格好だ（笑）
そして早速オープニングの撮影。
ステージに25名のマジシャンが勢ぞろい。圧巻！
フジテレビのアナウンサーの司会でオーディション開始だ！(^^)//゛゛゛ﾊﾟﾁﾊﾟﾁ
予選に参加した有名マジシャンは
ミステラ、比呂石裕、秋葉つぼはち、魔耶一星、ケン正木、三四郎、Yoko、吉良蓮甫、マギー隆司、
丸山真一、荒木巴、風呂わくぞう、へらちょんぺ、キャラメルマシーン他
(順不同、敬称略)
控え室は意外と和気藹々。そしてそれぞれの衣装に着替え始める。
ミステラさんはいつものユンケルヘアー（笑） 風呂わくぞうさんはケロリンの黄色い風呂桶持参だ。マギーさんも怪しい格好に変身。
一番奥にいるケン正木師匠はなぜかお殿様のような格好だ。この写真だけ見ると仮装対象の控え室みたいだ。
名古屋から参じた丸山さんと御挨拶。カードの練習に余念がない。その隣でYOKOさんもコインの練習中。
こっちはマジシャンらしい（笑）
それに引き換え私は着替えも必要ないし、特別練習するようなものはない。仲間のミステラさん、つぼはちさんや比呂石さんとマニア談義に花を咲かせていた。
いや決して余裕があるわけではない。ネタがネタだけに練習のしようがないし、やることも無いのである。
時間は１１時半を少し回ったところで、オープニングの撮影だ。フジテレビの小山朋子アナウンサーと さんのMCでオープニング。
審査員はデーブスペクター、羽野晶紀、ブラックマヨネーズ、そして司会の黒田さんと小山朋子アナウンサー。
その後全員控え室に戻る。昼のお弁当が用意されているが、食事がのどを通るはずもない。
４番目の出番なので、すぐである。１番と２番の方が呼ばれステージ袖へ。控え室からはステージの様子は全くわからない。
そして３番と４番が呼ばれる。ステージ袖に到着すると、１番の方の演技が終わったところの模様。そして結果は？ 残念！
そして２番の方の演技。わー！おー！えー！の連続。すげー。盛り上がっている。演技は見れないが、盛り上がっているのは十分伝わってくる。
プロデューサーらしき人が別のスタッフに「おい。ちょっと長すぎるよ」と注意をしている。
一人３分ぐらいでと聞いていたが、どう見ても５分ぐらい、、いやもっと長いかもしれない。
結果は不合格。
次は３番。。音楽に乗せてステージ系のマジックらしいが、これも不合格のもよう。
そしていよいよ私の出番だ。ステージに登場して一礼し、名前を名乗る。そして審査員の居るテーブルまで行き、御挨拶。
画鋲を取り出し、かまぼこ板を取り出し、落ち着いてゆっくりトーク。
かまぼこ板には既に画鋲の刺さった後が沢山ついていて、ブラックマヨネーズの方に
「板はブツブツですが・・・」
と言ったら爆笑。いや狙ったわけではなく、とっさに思いついたギャグでした。ウケて良かった。（笑）
そしてカードをスプレッド。１枚選んでもらう。さすがに手が少し震えていた。
そして
「選んだカードが画鋲と板の間に瞬間移動します！」
と今大会のコンセプトどおりに現象を初めに宣言！ そして決まった！
「選んだカードは何ですか？」「ハートのJです」
５人の審査員は悲鳴をあげた！いや回りのスタッフも唸っていた。そして審査員全員の「合格」のプラカードが上がった！
やった〜〜〜〜〜！
控え室に戻り、とりあえず合格の報告！ ミステラさんや比呂石さんらに祝福を受ける。
その後暫く合格者が出ない模様。戻ってくるマジシャンが、「ダメでした!｣と残念そうだ。
今のところ合格者は私だけ、、なんか控え室に居辛い空気なので、外で一服するこにした。
本番直前の比呂石さんと一緒にお弁当を頂くことに。美味しい！ ミステラさんはやや緊張気味。 つぼはちさんは沈黙を守っている。精神統一しているかのようだ。
不合格のマジシャンは荷物を片して去っていく。「頑張ってね」のご挨拶に哀愁を感じてしまう。
そしてミステラさんが合格！ 控え室が歓喜に沸く。比呂石さんも合格！ 凄い!やったね！
控え室にはハンディカメラが頻繁にやってきて、本番直前のマジシャンにインタビューを撮っている。他にも寛いでいる様子などが随所で撮影されている。
また後半になってから合格者が出るようになって控え室も賑やかになってきた。
遅れて来た吉良さん。相変わらず背が高くてカッコ良い！ 到着するやすぐに出番らしい。
やるのはいつものやつですよ！と余裕のコメント。そして吉良さんも合格！
結局合格者は25名中8名が残った。この中からたった1名だけ決勝に進出できるわけだ。
そしていよいよエンディングの撮影だ。
8名のマジシャンがステージに立つ。立ち位置はちゃんとビニールテープで指示してある。
そして司会の小山アナと黒田さんが登場。眩しいくらいのスポットライトを浴びる。
ブラックマヨネーズの方が
「針やタバコは覚えているが、田辺さん何をやったか忘れてしもうた！」
と弄ってくれた。なんか嬉しい。
そしていよいよ発表であるが、ここでサプライズゲスト！ 例のテーマソングが流れる。。そう！
Mrマリックご本人の登場だ！ 最初はそっくりさんかと思ったが、本物だぁああああ！
始めてみる本物のマリックさん。意外と背は小さい小柄な方である。
そして一人一人の演技についてコメントをくれた。
私には「カメラワークをもっと勉強しなさい」とな。。(^O^)
複数居るお客様の中から一人に決めて、その人とやり取りするほうがカメラが追いやすいとのこと。
もし私がテレビで活躍する日がきたら、参考にしよう。
そして発表！。。。ドキドキ。。。
合格者は女性マジシャンのYOKOさん。おめでとうございま〜す。
収録後はマリックさんと握手! 感激！
決勝進出はなりませんでしたが、私は大満足。マリックさんにも会えたし、とても良い思い出となりました。
第2回がもしあれば、、、また挑戦しようと思います。