出張マジックの様子

マジックシアター六本木 本日2回目の出演となるマジックシアター六本木。

植物関係の仕事を早めに切り上げて、6時20分に六本木に到着。
既にスタッフは勢ぞろい、本日のステージマジシャンである亜羅仁さんご夫婦、クロースアップマジシャンの秋元さんに御挨拶。 控え室に案内され、準備にとりかかる。

三好支配人に召集され、本日の段取りの打ち合わせ。 本日出演する学生マジシャンの福田智大君と助手のウルブスと3名で打ち合わせ。

フロアーマジシャンはこの3名となるが、フロアーマジシャンはフロアーの接客をするというお話。 つまり注文取ったり、料理を運んだり、片づけをするということ。

おいおい、そんな話は初耳だ。しかもスタッフの服装に着替えてやるそうだ。なんじゃそりゃ。 それをしないマジシャンにはギャラが発生しないという。

釈然としないまま、学生マジシャンの福田くんがその役目を担うことになり、私とウルブス君は単なるボランティアマジシャン。

その時点で私のテンションは↓。
別にお金がほしいわけではないが、妻子ある40過ぎのオッサンを無料で使うというその発想が理解不能。
依頼されたときはたしか「飲み放題」「食べ放題」「ギャラは●●円」と聞いていたが、当初の話からかなりかけ離れたものである。 はっきり言って詐欺に近い。

仕事として依頼されたのであるから、仕事としてきちんとしてほしい。
最低限、お金のことだけは、はっきりとしてほしい。
私だって暇人ではなく、国税庁や植物の仕事の合間を縫って、約束を守って遠路遥々千葉の田舎から六本木にやってきたわけだから。

秋元さん,亜羅仁さんとネタの打ち合わせをし、控え室で準備に取り掛かる。

時間は7時過ぎ。お客さんが来ない。8時過ぎ。。亜羅人さんご夫婦のステージの準備が整うが、お客さんはゼロ。 控え室では自然とマジックの話で盛り上がる。

缶コーラの復活のコツを亜羅仁さんにレクチャー。逆にウルブス君はダンケンのコツやスレッドの選び方を教えてもらっている。 また学生マジシャンの福田君の超絶カードテクに酔いしれる。彼は凄い。キタローさん、XI君とレベルは変わらない。 そんな彼からカードマジックのレクチャーを受ける。なかなか面白い。

ジュニア渚さんも顔を出し、サムタイのガムテープバージョンを亜羅仁さんにレクチャーしてたり、福田君のウォンドテクを皆で習ったりと、控え室はそれなりに賑やかで有意義な時間が流れたが、9時を過ぎてもお客さんはゼロ!

今日は普通のサラリーマンの給料日で週末。しかしお客さんが来ない。

何もしていないが人間腹が減る。 まかない飯を楽しみにしていたが、結局レーズンバターのパンが出てきただけで、ウーロン茶一杯で終了。
おいおい、それはないんじゃないか。。別に飯が食いたくて来たわけではないが、賄いがないならないで、腹ごしらえをしてくるというもの。お客がゼロだから賄い飯もないのか? それも変だろう。

結局10時前にスタッフの方がタイムカードをチェックして続々帰っていく。つまり閉店。。 亜羅仁さんもステージの道具を片付け始める。私とウルブス君、福田君の3名は一緒に帰ることに。

入り口付近でエレベーターの前でお客さん2名とすれ違う。おお! お客さんだ。 若者2名は店に戻った。私は別に用事があるので、ここで失礼させていただいた。

その後ウルブス君の報告によると8名ほど一般のお客様が来店されたそうだ。

接客スタッフ数名が帰ってしまったあと大丈夫だったのであろうか。

私は腹ペコだったので、地元の居酒屋で一人酒。人間腹が減ると不機嫌になる。 私の場合それが顕著で、空腹では仕事はできない。テンションも最低。 そんななかでマジックの仕事はできない。しかもボランティア?? 一体何なのでしょう。

凄く無駄な時間だった。これなら自宅で国税庁の仕事をしたほうが遥かによかった。

時間の無駄ほど、無駄なものはない。 また今後のマジックシアターにも期待感はゼロになったことは言うまでもない。

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