今日はこども会でのマジックショー。といってもうちの町内ではなく、隣町。息子の通う幼稚園のお友達の町内会でのイベントだ。
息子同士はお友達、その姉同士が同じ幼稚園でお友達、勿論お母さん同士もお友達、という家族構成、子供の年齢が全く同じというのも珍しい。
「進級おめでとう会」という主旨で、新1年生から高学年まで実に60名近くが集まった。
うちから車で5分とかからない場所で、新築の香りがまだ残る新しい自治会館だ。
1.タテヨコシルク
掴みのマジックに最適。「タテジマが〜」と説明を始めるとお母様たちがクスクス笑いだす。
「あぁ アレね」みたいな笑いが、、しかし一瞬で横縞の変化し、会場は割れんばかりの拍手となる。
2.チャイニーズステッキ
若いマジシャンは知らない人が多いかもしれない。
2本の棒に紐がぶら下がっており、その一方を引っ張ると、
もう一方の紐が引っ張られるようにステッキの中に引いていきます。しかし2本の棒は完全に独立しているのです。
非常に有名でクラシックなマジックである。私も演じるのは久し振りであるが、小学生の反応が良い。徐々に不思議度をアップさせていく
ルーティンは解説書どおりであるが、それで充分なマジックである。
これもクラシック中のクラシックなマジック。このマジックとの出会いは小学校3年生の時であった。 何の仕掛けも無い長さの違う3本のロープが一瞬で同じ長さに変化するというもの。シンプルな手順であるが、いろんな手順が発表されているようであるが、私は基本に忠実に演じた。それで充分すぎるマジックではなかろうか。
4.イロカチ
ゆうきとも氏のワイズワークスに解説されているカメレオンハンカチである。これは最近のお気に入り。黄色いハンカチを拳の中に入れ、
「何色が良いですか？」と言う質問を女の子にした。「ピンク」「ピンクは先週で終わっちゃったの」「じゃあ緑」「それは来週からなの」「じゃあ青」 (>_<) となかなか「赤」と言ってくれない。普通女の子に聞くと高い確率で「赤」を指定してくれるのだが、今日のお嬢様は手ごわかった。でも会場は爆笑であった。次に当てた男の子が｢赤」と言ってくれて、無地に黄色から赤にハンカチの色が変わりました。
やはりこのマジックをやらないわけにはいかない。はさみで切断したロープの復活、そしてはさみの柄を使ったエスケープ現象だ。 ステージ・サロンでは必ず演ることにしているし、お客様参加型なので、盛り上がることは確実である。
6.カップアンドボール
締めはこれで決まりだ。ラストはレモンの出現。場内が異様な興奮状態になってしまった。
「はい、これで終わりでーす」と終了宣言をしたが、子供たちがテーブルから離れようとしない。
仕方ないのでカードマジックのアンコールショー
カラーチェンジ（青デックから赤デックへの変化） そして
トライアンフからアンビシャス、そして口からトランプを出して大爆笑で本当の終了。
お子様60名相手のマジックは久し振りであったが、皆お行儀よく最後まで付き合ってくれました。マジックを真剣に見る純粋な目が特に印象的で、自分自身も非常に気持ちよく演じることが出来ました。