出張マジックの様子

歓送迎会 市川グランドホテル

今日は市川グランドホテルでのショーだ。

今日で何回目であろうか、自分のブログを見返しても、既に10回目のようだ。もう手馴れた場所で、すっかり御馴染みである。

今日はある企業の歓送迎会。6時半からの開宴で会場を覗くと既に挨拶も終わり、予定よりも早く乾杯が終了して宴会スタートのようだ。

7時ごろの出番とのことで、控え室で仕込み等の準備をする。毎度おなじみのネタであるが、今回は新ネタを一つ披露する予定。ドキドキである。

会場を覗くとかなり盛り上がっている。既に真っ赤な顔になっているオヤジ達も多い。それに珍しいことに女性が居ない、、、え? 居ない。。。?? あ! 居た! それもたった一人。。
そう、50名ほどのお客様の中で女性はたった一人しか居ない。こういった会合も珍しいものだが、マジシャンとしてのテンションもかなり低くなっていたことは事実である。

7時過ぎにようやくお声がかかり、まずはステージショー。

フーセンを使ったボトルスプラッシュでまずは掴みはOK.目の前のテーブルの酔っ払いオヤジが大きな拍手。

続いてタテヨコシルク。やはりマギー師匠のネタであろうと場内が失笑気味。そこで一瞬で縦縞から横縞への変化に拍手喝采! 場内が徐々にマジシャンペースになっていくのが実感できる。

続いてはサムカフだ。ここでお客様にお手伝いをお願いするわけだが、先ほどの酔っ払いオヤジが登場。親指にはめてもらうが、適度に酔っ払っているので、いいリアクション。しかもこの酔っ払いオヤジ、実は次長様で結構偉いお方であった。いい具合に私に絡んでくるので、二人で即席漫才を演じてしまい。場内は大爆笑。もうマジックなんてどうでも良くなってきた感じだ。

続いてはお得意のロープ芸。唯一の女性をステージに上げ、「本来もう一人美人を使うのですが」と言うと場内が爆笑となり盛り上がりは最高潮に。「じゃあ俺が!」とまた次長様。「ビールも飲め」とグラスを持って来ていただき、一気に飲み干す(^O^)

女性と次長の2人でロープを持ってもらうが、ここでまた次長の漫才が始まった。女性と2人で紐を引っ張りあい「俺たちはこういった関係だったっけ?」などとセクハラオヤジに変身。場内は大いに盛り上がる。「もう私は帰りますね」と言うと又爆笑。
「そろそろマジックやってよろしいでしょうか?」などと絡んでいく。

このマジックも見事に決まり拍手喝采! と通常はここでステージショーはフィニッシュになるのであるが、最後に新ネタの出番だ。

それはそう、割バニッシュである。ご存知の方も多いかと思うが、フォーサイトから発売されたばかりで、実は本日の午前中に届いたばかりのネタである。

既にゆうきとも著「あっという間にマジシャンになれる本」や庄司タカヒト著「クロースアップマジック秘密のネタ本」にも既にギミックの作り方が解説されては居るが、ギミック10本で1.050円ということで、早速3袋(30本)も買ってしまった。

これを掴みネタ(オープニング)でやるか、エンディングでやるか、それとも中ごろでやるか悩んだが、今日はエンディングネタとして演じてみた。

ギミックと本物の2本の割り箸を用意して、簡単に2本とも検めます。マジシャンズチョイスで次長に選ばせて、茶封筒に入れて一気にぐちゃぐちゃにします。すると場内がどよめいた。

今日のお客さんのノリであれば、オープニングよりもエンディングのほうが盛り上がったであろう。正解だったようだ。

蛇足ながら、このギミックは、既出の本で解説されているギミックとは違うギミックであり、近くで見ても本物そっくりに出来ています。 これはあちこちで使えそうだ。

ステージショーの後はテーブルホップとなる。カードマジックでトライアンフからアンビシャスというお決まりのネタである。早速次長さまの席からスタート。次長様の影響か、異様に盛り上がる。
アンビシャスではネクタイピンへの飛行を演じたが、もっとやってくれとのリクエストがあったので、最後はベンドアンビシャス(折り曲げたカードがトップに上がってくる奴)を演じてみたが、こっちのほうがインパクトがあったようだ。

このテーブルに居た別のお客様が「5月に別の会合があるので、是非来てくれ」と言われ、早速営業一件ゲット! 
最初はテンションが低かったが、次長様のお陰でマジシャン自身もとても楽しめたひとときでした。

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