出張マジックの様子

銀座 バースディーパーティー

プロマジシャンのタジマジックさんからの急な依頼で銀座にやってきた。
今日は某大手有名企業の重役さんの誕生パーティーが行われるという。銀座の日航ホテル前に待ち合わせをして企業が用意したベンツに乗り込み、会場へ。

さすがに金曜の夜の銀座は賑やかだ。派手なお姉ちゃんは沢山いるし、怪しい黒い服のお兄さんもウヨウヨしている。そして銀座と言う街は新宿や渋谷と違ってチャラチャラした若者が全く居ない大人の街なのである。

道路には黒塗りのベンチが二重駐車状態だ。4月からの道路交通法の改正は何処へやらである。

さて、怪しいビルの9Fにある会員制のBARが会場だ。既に狭い会場には20人以上の方がいる。そして、これまた特上のホステスが重役たちの間にしっかりと収まっている。いや、数えるとホステスの数のほうが多い。さすが超有名企業のトップの方々だけはある。

乾杯の後、まずはモノマネショーだ。誰か知らないが、松山千春、美川憲一、谷村新司を歌っている。でも、あんまり似ていない。

そして我々マジシャンの登場だ。まずはタジマジックさんの紹介で私がトップバッター。タテヨコシルクで爆笑、そしてサムカフで会場の心を掴んだ感じ。そしてその雰囲気のままタジマジックさんにバトンタッチだ

缶ビールの復活からインビシブルデックなどを演じ、完全に不思議タジマジックワールドである。

その後、驚いたことにハニーシックスの登場だ。今の若い人は知らないだろうが、昭和40年代の歌謡界を一星風靡した人たちだ。6人兄弟なのだが、今日は男女2人だけ登場。昭和の名曲「振り向かないで」を見事に熱唱。シャンプーのCMでおなじみで、昭和40年代を生き抜いてきた方は記憶に懐かしいはずだ。

その後、テーブルホップタイム。私は社長以下専務、常務らがいる一番おもーいテーブルへ。借りた指輪がまた高そうである。慎重にロープへの貫通、脱出、消失と演じたが、社長が乗り出して食いついてきた。とどめにカードでトライアンフ→アンビシャスと繋げてたくさんの拍手を頂いた。

ただ途中でカラオケが始まり、マジックを演じている場合ではなくなってしまって、場がしらけてしまった。

さらには途中お行儀の悪い次長さんがいて、進行の妨げに。
こういった場(言葉で説明するには難しい)で演じる内容はもっと考えなければと思った。まあこれも経験である。
1.テーブルが狭い→スプレッドが出来ない。
2.囲まれている(真後ろにも客がいる)
3.カラオケで歌っていてうるさい
とにかく自分自身はとても楽しめたし、いい経験(勉強)になったステージであった。

帰りには引き出物まで頂いてしまい、恐縮でした。

出張マジックホームへ

ホームへ

inserted by FC2 system