ともの会 EX 発表会

2006年11月23日(木)

どういうわけか私がマジシャンとして出演することになってしまった。ことの始まりは遡ること今年の7月。生のゆうきともさんの演技を見たくて7月に行われたモダグラ劇場に行ったのがきっかけである。そこでますますゆうきともさんの魅力にはまり、毎月第3月曜日の夜に行われている「ともの会EX」に参加することになった。

この会はゆうき氏のレクチャーではなく、自分自身の演技をプロマジシャンのゆうき氏、庄司氏に客観的に見ていただき、アドバイスをしていただける会である。その会に7月から参加したのだが、参加初日に「11月に発表会があるので是非出ませんか?」と声を掛けていただいたのだ。勿論その発表会は「見に行く」予定でいたが、出演することになるとは思わなかった。
勿論出演を断る理由はない。ゆうき門下生として、小学2年生から培ったマジックの腕を披露するまでである。(大袈裟)(^O^)

過去のEXへの参加履歴
ともの会EX 7月
ともの会EX 8月
ともの会EX 9月
ともの会EX 10月
ともの会EX 11月

12時半に会場に到着。まだ誰も居ないし会場も開いていない。しばらく待っていると庄司氏他フォーサイトスタッフが登場。会場の鍵が開けられた。既にほぼセットアップができている。演者用のテーブルが用意してあり緊張感が一気にピークに達する。いやはやこんなところで演じてよいものか、今更ながら考えてしまう。

会場準備のお手伝いをしているとゆうき氏登場。そして本日の第1部の出演者も続々登場。私もテーブルの上でカードをスプレッドしたりして、最終チェック。お客様もたくさん集まってきているようで、緊張感は計り知れない。
今回は私の身内(女房と子供2人)を招待しているので、別の意味での緊張感がある。いつも自宅では女房にダメだしを食らっているので、ある意味プロやマニアが見る目よりも厳しいものである。

最初の出番は3番目。しかも身内がいる部屋。直前までロビーでカードをいじっていた小心者マジシャンである。そしてゆうきとも氏の紹介で私の出番! カードマジックで変形アンビシャス。無事ミスなく終了。続いてロープ芸。これもなんとか終了。大きなミスなくたくさんの拍手を頂き無事閉幕。なんか初めて人前でマジックを演じたような、初心に返ったような気持ちになれた。

休憩後、もう一つの部屋で同じ演技をしなければならない。先ほどの部屋よりも年齢層が圧倒的に高い。これは私にとって演じやすい相手であることは確実である。ゆうきとも氏の紹介に関連してギャグを飛ばして受けた!掴みはOK! こうなれば私のペース。先ほどまでの緊張感は何処へやら、先ほどのマジックよりも滑らかに軽快に流れていき、気持ちよく演じることができた。うーん心地良い疲労感というか爽快感で一杯であった。

これで第1部のショーは終了。5時過ぎから第2部が始まるが、もう私の出番は終わったので気が楽なものである。暫くすると第2部の出演者が集まってくる。皆緊張している模様。そして客層もガラッと変わった。第1部は比較的一般のお客様が多かったが、第2部はどちらかというとマジックマニアやアマチュアマジシャンの方が多い。そして驚いたのがテレビでお馴染みのプロマジシャン、高橋ヒロキ氏、Dr.ZUMAのお二人が普通の観客としていたことである。私は内心「第1部でよかった」と胸をなでおろしたのである。

お約束のブランクカードにサインしていただきご挨拶。特に高橋ヒロキさんのテレビでの演技はとても参考にさせていただいていたので、改めて御礼を申し上げた次第である。

私は第2部は撮影係りとして持参したビデオカメラで撮影することにした。三脚が無かったので右腕がかなり疲れたが、フォーサイトのお役に立てたようである。

撮影が終わったのでもう一つの部へ急いで移動。そこで演じている奥村氏の撮影を頼まれていたので、自分のデジカメで急いで数枚を撮影。そしてこれで終わりかと思いきや高橋ヒロキ氏のスペシャルマジックショーが始まった。カードマジックを2つ。テレビで見たことがあるルーティンではあるが、やはり生で見ると迫力がある。そして最後のマジックでは会場全員が驚く素晴らしい結末! 

こうして無事にショーが終了した後はお楽しみの2次会だ。近くの和民で総勢30名ほどで大宴会。私の隣にDr.ZUMA、高橋ヒロキ氏、目の前にゆうきとも氏という何とも複雑な配置に着席してしまったが、これが悪夢の始まり。Dr.ZUMAの毒牙にかかり、すっかり弄り倒されてしまった。テレビで見るDr ZUMAとは全然違うから驚き。毒蝮三太夫と綾小路きみまろを足して2で割ったような毒舌で私はボロボロに切り刻まれてしまった。それでも切れ味の良い素晴らしいマジックを見せていただき、さすがプロ!といった感じであった。

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