気まぐれ日記

立川のカフェバー/ポルク
2007年3月10日(土)

秘密結社:多摩マジシャンズ協会(通称多摩ブラ)の主催者「もりたあきら」さんの主催で、立川にあるカフェバーでマジックショーがあるというので参加してきた。

演じるマジシャンは総勢6名。時間は1時から4時まで店を借り切っているので、たっぷりある。一人20分という持ち時間が与えられた。

打ち合わせとネタの調整を図るため、12時半に集合。「もりたあきら」さんとは初対面。そして「ありちゃん」さんや「セイ」さんも登場し、ミクシー仲間が揃った。4人でネタあわせをするが、なんと私以外の3人がチョップカップを用意していたのには驚いた。セイさんのチョップカップをちょっと工夫を凝らしている様で、それぞれ個性があって良いのかと思った。

また少し遅れてきた「おやじ」さんとはネクタイ柄トランプが私と一緒! 多少柄が違うものの、ネタ以外で被るのもお珍しい。

クロースアップマットは「ありちゃん」さんが持参。普通の四角形ではなく、扇形に作られているものだ。形もさることながら、手触りといい、プロ仕様である。一回カードをスプレッドしてみたが、「う〜ん! トレビア〜ん」といった感じだ。フレンチドロップで購入したらしい。これは欲しいなあ。

1時過ぎていたが、まだ予約のお客さんが全員揃わないので、食事タイムとなる。暫くすると「ヒロ」さん登場。昨年11月にお会いして以来2回目であるが、連日のようにミクシーやらメールやらでやり取りしているので、先週会ったばっかりといった感じである。

早速マジック談義に花が咲く。そして食事も終わる頃にはお客様も揃ったようなので、いよいよマジックショーの始まりである。

まずはオープニングで景気付けに「おやじ」さんがフーセンマジック。思い切り膨らませてパン!と割るとコーラのボトルが出現!見事に決まったところで、トップバッターは「セイ」さん登場である。まだ学生であるが、見事なチャイナリング捌き、そしてシンブル芸に思わず拍手!斬り込み隊長として見事であった。そしてオリジナルチョップカップ。そして最後のオチがまた凄い。こういったオリジナリティ溢れるルーティンが凄い好きです。

続いて私の出番。まずはマッチ芸、マッチボックスペネトレーションからマッチアップノーズで掴みはOK。続いて指輪芸、ジェイサンキーのスプーン貫通からロープへの貫通、そして最後は財布への瞬間移動(フジワレット)で場内騒然となってしまった。

ラストはカードマジックであるが、見事に大失敗!Play It Straitを演じたのだが、スプレッドしたら、バラバラのカードが。。。(>_<)ヽ  ひとまず退散。。。

続いては主宰の「もりたあきら」さん。カードマジックの定番であるアンビシャスカードをこれでもかというぐらいに披露。それは見事であり、アンビシャスの王道とも言うべきルーティンであった。

特に1段目に演じたアンビは結構難しいテクを駆使したものと拝見しました。すごい!

続いては「おやじ」さん。子供が多いということで、お子様向けマジックを披露。パラパラめくると絵が出たり、色がついたりするという不思議な絵本やプーさんマジックなどディズニーマジックオンパレード。更には普通のトランプがくじらの絵が書かれたカードになったり、これにはお子様たちが大騒ぎ。1歳から8歳ぐらいまでのお子様が実に10名以上いるから、それは凄い歓声となった。

さらには、たった1枚のクジラカードを真っ白な5枚のカードに入れて混ぜますが、最後は、全てがクジラのカードに変化。最後は 真っ白なキャンパスと絵の具が書かれたカード。そのカードに書かれた絵の具が、、、あれれれ。。不思議です。

休憩時間では、マジシャン同士のマジック談義に花が咲く。カウントの練習やらWOWの手順やら見せ合い、話は尽きることは無い。

さあ、続いてはいぶし銀のマジシャン、「ヒロ」さんの登場です。今までのマジシャンとトークのテンポが違う。トークにしっかりとオチがあり、ルーティンがしっかり組み立てられている。

演じたのはコインマジック。6枚のコインのチャイニーズクラシックから4枚コインのアセンブリ、そして2枚コインの瞬間移動など、実に巧みであった。そして輪ゴム芸。リンキング現象から最後の意外な結末にマジシャンさえもびっくりするほどでした。
最後はカードマジック。怪しい6枚のカードを使ったブレインウエーブです。これって凄く不思議です。

最後は「ありちゃん」さん。不思議なカードマジックオンパレード。特にオープニングの目玉焼きとハンバーグの出現には驚きました。これが噂のハンバーグルーティンなんですね。買おうかどか迷っていたマジックでしたが、買う決心がつきました。そして名作「ラストトリック」や「トライアンフ」も鮮やかに決め、手馴れた感じ。そしてトークや雰囲気が何処となく前田知洋さんにそっくりに見えてきたから不思議だ。あとから聞いた話だが、数年前まで前田さんのレクチャーを受けていたというから、うなずける話である。

続いてチャイニーズコインを使った不思議なコインの増殖現象。 ラストは見たことも無い不思議なカードマジックでファイナル。このマジックもう一回みたい。いや、自分も演じたい。

ここで一通りのマジシャンの演技が終了したが、休憩時間では、「おやじ」さんの不思議でファンタジーなマジック。ぷぅさんがミルクを飲んでしまうというもの。子供たちは釘付け、さらに、4次元とランクの登場!ありえないものが次々出てきます。しかもゲキレンジャー!

さあ、いよいよ2回転目に突入である。各マジシャンの持ち時間は20分であるが、私は10分を2回に分けて演じることにしていた。
まずは私から。オープニングは輪ゴム芸。先ほどヒロさんが演じたリンキング現象とは違うリンキング。そして星の形になってしまうスターゲイザー。
続いてはジャンピングダイヤというパドルムーブ。ラストはでっかいダイヤが出現して終わり。「おやじ」さんの十八番だったようですね。失礼しました。m(__)m

続いてカードマジック。1回戦目のリベンジPlay It Straitである。さっきは何処をどう間違えたか原因がわからぬままであったが2回目は見事に決まった。
このマジックは1枚選んでもらったカードをデックに戻し、デックを4分割して裏表バラバラに混ぜていく。そしてカードをスプレッドすると、お客さんが選んだカードと同じマークのカードだけが、順列に表向きに現れ、お客さんが選んだカードが意外な場所から出現するというもの。かなりの不思議さと衝撃のあるマジックである。

続いて「ヒロ」さんリクエストのWOWとアンビシャスを融合させたマジック。1枚お客様に選んでもらい、サインしてもらう。そのカードをデックの真中に入れるが、指を鳴らすと一番上に上がってくる。とここまでは普通のアンビ。2回目が違う。2回目も同じくデックの真中に入れる。勿論1番上のカードは全然違うカード(ハードの6)このカードをWOWのケースに入れる。お客さんのカードはデックの中。こういう状態であることを確認後に、一瞬にしてハートの6とお客さんのサインカードが入れ替わるという流れです。「わお!」というリアクションが耳から離れません。(^O^)

続いて再び「もりたあきら」さん。ネタが被ったというチョップカープを披露。この店のマスターお気に入りのマジックらしい。ラストの大玉が3つも出てくるところは出血大サービスのようだ。

ラストは再び「ヒロ」さんワールド全開。カードマジックで「ポケットの中のカード」に続いて「ホーミングカード」である。手馴れたカード捌きと絶妙なトークで観客を魅了するヒロワールドは個性たっぷりであり、ひきつけられる。まさに「いぶし銀」だ。

最後は余った時間で、あちこちでテーブルホップ状態。自由に勝手に近くのお客様にマジックを見せまくる時間だ。そしてマジシャン同士の会話も弾み、カウントの練習やらアンビシャスの手順の解説、また「ありちゃん」さんのまたまた不思議なカードマジックにヒロさんが翻弄されてました。(^O^) あれはダイバーノンの「カードの読心術」かな? とっても不思議でした。

最後はマジシャン全員で記念撮影! あ!「おやじ」さんが帰られた後でした。失礼しました。

千葉の極東から遠路遥遥参加しましたが、非常に楽しい時間を共有することが出来ました。皆さんとても大人で、優しく、マジックもお上手で、多摩ブラ極東会員としてお仲間に入れていただき感謝しております。
定例会合にはぜひ参加したいと思いますので、今後ともよろしくお願いします。有難うございました。

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