気まぐれ日記
秘密結社:多摩ブラ第4回定例会
2007年4月14日(土)
今日は多摩地方のマジックサークル、多摩ブラの第4回定例会に参加である。 場所は西立川の児童会館。部屋は和室でお座敷だ。10畳ほどの広ろさで快適な空間である。 会場に到着すると「運勢堂」さんが一人で座っていた。mixiでは何度かお見かけしているが、実際会うのははじめてである。聞くと遥々逗子から参加されたとのこと。私も千葉から1時間40分かけて参加しているが、どうやらいい勝負のようである。
集合時間の1時を過ぎると続々メンバーが登場する。 ビデオを三脚にセットして演じる順番を希望制、早いもの順で決めていく。2時スタートなので、それまでは食事や歓談タイムといったところ。共通の趣味の集まりなので、話題を欠くことはない。 ヒロさんは缶ジュースを飲んでいるのかと思ったら、缶の側面に「これは発泡酒です」と書いてある。。。(^O^) 昼真っから羽目を外しすぎなおじさんである。
2時を回ったところで演技開始である。この会のルールを簡単に紹介しよう。 トップバッターはぷっちょさん、まだ初心者ということであるが、2枚のカードの瞬間リバースやアンビシャスのようなカードの移動など魅せてくれた。つい数日前にもりたあきらさんから教わったものだそうだが、なかなかお上手。今後の上達が期待される。
続いては若手実力派のセイさん。不思議なカードマジック。相変わらずキレがいいです。カード捌きはさすがです。 自分のあんなふうに鮮やかにカードを魅せタイデス(キャラじゃないと突っ込まれそう) 撮影係に集中したいので、早めの出番となりましたセイさんに続き、運勢堂さん登場。落ち着いた大人の演技です。そしてハンガーを使った驚愕のマジック。これは面白い。意外や意外に大受けして、このマジックで時間一杯となってしまったようだ。
このハンガーマジック。詳細は触れませんが、とっても面白い! これも人体の神秘に迫るマジックであろう。 皆ハンガーを使って不思議なことを体験できているのに、一人酔っ払っているヒロさんだけが、「あれー俺はそうならない」と一人悩んでいた。体のどこかが悪いのかもしれない。月曜日に医者に行くことをお勧めしたい。(^O^) 続いておやじさんの演技。3人以上のお客さんが居ると緊張するという言い訳が長い。(^O^) Dream Of Aces からクールジャズと演じたカードマジックは緊張しながらも、見事にきまっていく。手が震えているようにも見えるが、決めるところは決めるといったところだ。ビザーツイストも見事にきまって不思議でした。
続いてはft37さんだ。100円ショップで買ったというロープマジックを披露。昔は2000円ぐらいしてたマジックが100円で売られる時代に戸惑いもあるが、時代の流れなのであろう。演じたロープマジックは通常のルーティンとは違い、オープニングとエンディングに工夫があって、見ていて新鮮であった。 会場はお座敷で、座布団を敷いてみんな扇形に広がってマジックを見るわけだ。なんか寄席で落語を見ている感じで、面白い。
昔の人は「モーラ」 若い人は「ツチノコ」の商品目で有名であろう。まるで生きているかのようなある意味気持ち悪い生き物の演技に一同笑いと拍手が入り混じる。これは演技力以外の何者でもないであろう。さすがだ。 続いてパーフェクトトライアンフを演じてもらったが、これはマニアでも仰天の結末。これはすごい! コレだけのコアなマニアが集まる集会で演じても、「えー!」となるところがすごい! 恐るべし多摩ブラ!
思いのほか評判が良かったらしく、この演目だけで時間切れ。ブーメランカードと呼ばれているもので、テレビで見たことはあるが、目の前で見ると更に不思議で、絶対演じたくなるものである。 他のマジックもそうだが、他人が演じているのを見ると、自分も欲しくなるものである。特にここ最近はそれが多い気がする。
さあ、続いて登場は酔っ払いマジシャンのヒロさん。100円ショップのロープマジックであるが、ベテランマジシャンの「えー!」というリアクションがまた笑える。 続いては廿さん、「甘い」ではない、「にじゅう」と読むようだ。そして「幻の訪問者」のオリジナルな手順を演じてくれた。 これはなかなか面白いルーティンである。技術的に難しいものはなく、かつインパクトのあるマジックなので、是非習得したいマジックの一つである。 続いてはありちゃんの登場だ。どんなマジックを演じたか、、、記憶がありません。。。その次の出番が私だったので、準備のため、見てませんでした。(>_<)ヽ 誰か教えて。。
ラストは私。100円玉に釘が刺さっているお笑いマジックでオープニング。続いてカードで小川心平氏のアンビシャスルーティン、そしてラストは画鋲カードバージョン2、今まで1枚だけであったが、2枚出現させることに成功。公民館の柱2本に見事に2枚のカードが張り付きました。(^O^) 皆制限時間内に演技を終え、レクチャーもこなし、メインのものは終了。余った時間は自由にあちこちでネタの見せ合い等のマニアな会話が尽きることはない。100円ショップで売っているサイコロマジックもとっても不思議であった。 「先月課題だったマジックをもう一度見てアドバイスください」と披露する人や、マジックの小道具の調達先の説明や、個別レクチャーなど時間一杯までマジック談義に花が咲いたのであった。
ここで近くのファミレスで2次会。もりたあきらさん、セイさん、おやじさん、ft37さん、廿さん、運勢堂さんの7名でさらに濃い世界へ。 飲み会と思い気や、皆定食のご注文。私とft37さんの2人だけ生ビール、餃子って感じ(^O^)
最初はマジックの話だけで盛り上がっていたが、一人がデックを取り出すと、皆おもむろにデックを取り出し技法の話などで盛り上がる。
そして話題はカードからコインへ。そしてマットまで登場。もりたあきらさんのコイン芸を堪能し、皆でマッスルパスの練習だ。私も手取り足取り教えていただいたので、なんとか出来そうな気配。教えてもらったその場で少し飛ぶようになった。コツってものがあるんですね。もりたあきらさんは3日の練習で飛ぶようになったようであるが、せめて一ヶ月ぐらいで充分飛ぶようになりたいものだ。 そして話はコインからリング、そして安全ピン芸から輪ゴム芸、呪いの藁人形やカップアンドボールという素晴らしいラインナップ。このペースで行くと、来月のネタがなくなってしまう感じだ。少し小出しにしたほうが良いかもしれない。
5時に入店して気が付けば8時50分。実に4時間も居座ったことになる。楽しい時間は過ぎるのが早いもので、早くも来月の開催が待たれる。
今回の幹事のもりたあきらさん、大変お世話になりました。大変有意義な時間を過ごすことが出来ました。 |
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