気まぐれ日記

第7回ベストマジシャンズフェスティバル
2007年3月16日(金)

日本奇術協会主催のマジックフェスティバルに初めて行ってきた。先輩のむっしゅ氏にチケットを手配していただき、なんと前から3列目、しかもほぼ中央という、ベストポジションであった。

出演するマジシャンはどれも有名な方ばかり。ナポレオンズ、カズカタヤマ、ブラック嶋田、松旭斎すみえ、藤山新太郎(敬称略・順不同)など、超一流のラインナップだ。

6時開場とあって、早々に開場入りする。客層は年配の方が多いという感じだ。開演の6時半には既に満員状態。むっしゅ氏、ジン工房氏と一緒に特等席を陣取って、ベストポジションでのマジックショーの始まりである。

里一麿氏のパントマイム風の演出はオープニングからのめり込んでしまうほどのインパクトがあった。
KYOKOさんのマジックはストーリーがしっかり組み立てられていて、女性としての身だしなみ道具のプロダクションが見事であった。

ブラック嶋田さんはテレビでは見たことがあるが、目の前(わずか3mほど)で見るあの有名なタバコ芸は本当に凄かった。ショー終了後に彼と会話する機会があったが、「俺の芸を真似するなよ。体に悪いから」と気さくに声を掛けていただいた。芸風と同様にかなりユニークなマジシャンである。

ナポレオンズはテレビでの芸風そのままで、爆笑の連続。最後は頭グルグルを披露され、開場は大爆笑であった。

カズカタヤマさんはレクチャービデオ等でおなじみで、テレビでもよく拝見するが、彼のステージマジックもまた凄いものだと関心してしまった。あの軽快なトークは一切無く、音楽に合わせてカードマニュピレーション、4つ玉、シルク芸などあでやかで素晴らしかった。

ショー終了後にお話をしたが、本来はステージマジシャンとのこと。「こっちが本来の自分なんです」と関西弁で話されたときに、やっと「私の知っているカズカタヤマ」に出会えた感じがした。早速mixiのマイミクになってもらったことは言うまでもない。

休憩後は藤山新太郎氏の手妻の世界だ。日本の伝統芸である和の世界を思う存分に堪能した。特に「蝶の舞」はマジックという芸の枠を越えている。完全なる日本独自のエンターテイメントである。

松旭齋すみえさんは、マジックのBGMの定番「オリーブの首飾り」を始めて取り入れた方であることは知る人ぞ知る有名な話だ。勿論その音楽に乗って華やかなフラワーマジック。そしてトークも実に面白い。芸歴60年といういぶし銀の妙義を堪能させていただきました。

そして最後は亜羅仁タンシングイリュージョンによる豪華なイリュージョンでフィナーレ。

いやあこれでこの値段は安すぎやしないか?と思うぐらい素晴らしいショーであった。

ショー終了後は出口でマジシャンたちが呉かy草間をお見送りサービス! 私はデジカメとブランクカードとサインペンを持ってあちこちでサインと写真のおねだり攻撃。また先日の結婚式でお会いしたプロマジシャンの谷岡百合恵さんとも偶然の再会! 今回はアシスタントとして参加していたそうだ。

さあ、ショーの終了後は2次会である。近所の居酒屋でむっしゅ氏、ジン工房氏と3人で乾杯。お約束のマジックの見せ合いになったが、隣のカップルが食いついてきた。さっそくむっしゅ氏のマジックワールドの始まりだ。

カップルが(特に女性が)ドッカンドッカン受け始め、ジン工房さんもお得意のお札マジックを披露。私も指輪芸やWOWアンビシャスを披露。散々マジックをやりまくって、気がついたら11時半。終電が気になる時間なのでここらでお開き。

お店の名前を忘れたが、ここ水天宮前近くにある居酒屋さん、非常に安くて美味しかったです。また来たくなりました。

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